サスティナブルコミュニケーションは伝え方が9割。重要性と事例を解説

2021.07.30
ESG経営やサスティナブルブランディングが注目される中、自社のサスティナブルな取り組みをどうステークホルダーに伝えるか、つまりサスティナビリティコミュニケーションの重要性が増しています。 当記事では、サスティナブルコミュニケーションが何かを解説し、その重要性とコミュニケーションを取る上で大事なポイント、そして具体的な成功事例を紹介いたします。

サスティナブルコミュニケーションとは?

サスティナブルコミュニケーションとは、自社が行っているサスティナブルな取り組みをステークホルダーに伝えること。
 
適切な方法で伝えることで、サスティナブルなことに取り組んでいる企業との認識がされることが狙いです。
 
また、サスティナブルコミュニケーションには、消費者や株主に伝えることで、株価上昇、消費者に選ばれること、採用活動で有利になることに加えて、従業員のモチベーションアップや、帰属意識の向上などのインナーブランディングの効果もあります。
 

その重要性

サステナブル コミュニケーションの重要性
 

ここでは先ほどもお伝えしたサスティナブルブランディングの重要性を掘り下げて解説いたします。
 

株主に選ばれること

サスティナブルコミュニケーションを行う重要性の1つ目には、ESG投資の台頭が挙げられます。
 
環境、社会、企業統制の3つの領域に取り組む企業に投資をすることを指す言葉ですが、ESG投資の額は年々増えており、世界の全投資額の三分の一を超えて、凄まじい成長速度を見せています。
 
ESG投資の成長から見えることは、サスティナブルでない企業にはやがて投資が集まらなくなるということ。サスティナブルコミュニケーションを行っていないと、投資家に選ばれなくなってしまいます。
 
投資家に選ばれる企業であるためにもサスティナブルコミュニケーションは非常に重要なのです。
 

消費者に選ばれること

電通が行った調査によれば、エシカル消費や環境配慮に関心のある消費者は伸び続けています。
 
そのような消費者は、商品の値段が多少高くても、環境や人権に配慮された商品を選ぶとのこと。
 
逆で考えればサスティナブルコミュニケーションを行わないと、意識が上がっている消費者に選ばれなくなることにつながり、直接的に売上が下がってしまうでしょう。
 
消費者に選ばれる企業であるためにも、サスティナブルコミュニケーションを行うことは重要なのです。
 

採用活動で有利になること

先ほど、消費者の意識変容に関して触れましたが、環境配慮や人権配慮は特にZ世代などの若い世代にとっては、学校でも学習していたりと、身近なものです。
 
この世代は、まさにこれから今、もしくはあと数年で就職活動を行う世代です。
 
会社を見る条件の中に、社会貢献や環境配慮をしているかを挙げる学生が増える中、自社の取り組みをしっかりとコミュニケーションとっていくことは重要となるでしょう。

 

インナーブランディングにつながること

次は社内に目を向けてみましょう。
 
従業員は全員同時に消費者でもあります。消費者の意識が変わっているということは、従業員も環境配慮や人権配慮に敏感になっており、同時に自分が働く会社の取り組みが気になるものです。
 
従業員にとってモチベーションや働く意義があると思われる会社であるためにも、サスティナブルコミュニケーションを行うことは重要です。
 

サスティナブルコミュニケーションをする上で大事なこと

サステナブルコミュニケーションのポイント
 

ここまで、サスティナブルコミュニケーションの重要性を伝えてきましたが、とりあえずアピールすればいいというわけではありません。
 
伝え方、コミュニケーションの取り方を間違えれば、かえって逆効果になることもあるため注意が必要です。
 
ここでは、主に注意した方がいいことを2つお伝えします。
 

背伸びをしないこと

サスティナブルな取り組みを行っていることは素晴らしいことですが、背伸びをして伝えないことは念頭に置いておくべき項目でしょう。
 
事実以上に誇張して伝えることはSDGsウォッシュ、グリーンウォッシュだと言われかねないので、注意が必要です。
 
一度ウォッシュだと伝われば、イメージダウンや、最悪の場合は不買運動につながる可能性もあります。
 
自身を守るという観点においても、サスティナブルコミュニケーションをする際には、背伸びをせずに、ありのままの事実を伝えることが重要なのです。
 

伝わりやすい方法で伝えること

もう1つ重要なのは、伝わりやすい方法で伝えることです。
 
例えば、多くの企業では、ホームページのわかりにくい場所にCSRレポートや、環境ビジョン、サスティナビリティについてのページへの導線を置いてたりします。
 
これだと、情報を知りたい人にはなかなか届きません。
 
また、届いたとしても、それが多くの文字や堅苦しいフォーマットで作られたものだと、みてもらえないでしょう。
 
サスティナブルコミュニケーションを取る上では、見つけてもらえる場所で、伝わりやすく表現することが重要なのです。
 
とは言っても、なかなかイメージが湧かないかと思いますので、サスティナブルコミュニケーションでは、1つの成功事例として知られるトヨタの例を見ていきたいと思います。
 

具体例を紹介【トヨタイムズ】

Toyotimesの事例
参照:https://toyotatimes.jp/
 
モビリティカンパニーであるトヨタは、トヨタイムズというオウンドメディアを使って、自社の様々なサスティナブルに関する取り組みを発信しています。
 
内容を見てみると、映像でわかりやすく伝えるYoutubeチャンネルや、カーボンニュートラルや水素技術の特集、豊田章男社長の連載コンテンツなどのWebコンテンツなどで、わかりやすいコミュニケーションをとっています。
 
また、ツイッターなどのSNSとも連動し、オウンドメディアのみならず、日々定期接触するメディアでの露出も強化。
 
このように、見つけやすい場所で、わかりやすいコンテンツを発信し、あらゆるステークホルダーとサスティナブルコミュニケーションを取ることが重要なのです。
 

さいごに。

当記事では、サスティナブルコミュニケーションに関して、その重要性や大切なポイント、そして実際に先進企業はどのように行っているのかの事例を解説してきました。
 
サスティナブルコミュニケーションは、投資家や消費者の対外のみならず、従業員に対するインナーブランディングの役割も持ち合わせているため、非常に重要。
 
また、わかりやすい場所で、伝わるコンテンツを用意することが成功の鍵となります。
 
当社は、動画制作、Youtubeチャンネルのコンサルティング、Webコンテンツの制作など、コンテンツマーケティングに強みを持っている会社で、自社でサスティナブルのメディアを持っている最先端のノウハウがあります。
 
もし、サスティナブルな取り組みを行っているが、どのようにコミュニケーションを取ればいいかわからない方がいれば、ぜひご相談いただければと思います。
 
それでは、最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

WRITER
ライター:Sohshi Yoshitaka
Ethical Choiceの事業責任者。2030年までに地球が持続可能になる土台を、ビジネスを通して作ることが現在のミッション。