厳選!エシカル食品10選|社会や地球に優しい食べものとは?

人や社会、そして地球に優しいエシカル食品。
エシカル食品と一口に言っても、さまざまな種類があるため、どのような食品があるのか、気になっている方が多いのではないでしょうか?
今回の記事では、消費することが社会貢献へと繋がるエシカル食品を、10種類厳選し、ヴィーガン、オーガニック、フェアトレード、プラスチックフリー、地球温暖化対策、アップサイクルの6つのテーマに沿ってご紹介します。
エシカル食品はどこで購入できるのかも、合わせてお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
エシカル食品10選
幅広いエシカルな視点から、10種類のエシカル食品を厳選しました。ひとつずつ、ご説明していきます。
NEXT ハンバーグ (ヴィーガン)
代替肉として人気の高いブランドは、ネクストミーツ(NEXT MEATS)。代替肉とは、植物性の食材から作られた新感覚のお肉のことを言います。環境への負担が少なく、動物の犠牲がないことから、大変倫理的な食品です。
ネクストミーツは、大豆を中心に、エンドウ、ひよこ豆などを絶妙にミックスした再現性の高い代替肉を提供するブランド。
最近は、お肉のような見た目で、まるで本物のお肉のような食感と味のものが急増しているため、満足度の高い代替肉が増えています。
食べやすいことから、代替肉を初めて試してみるという方にも、おすすめしたい商品です。
もし興味がある方がいらっしゃれば、ネクストミーツ代表の佐々木さんにお話しを伺ったこちらの記事を、ぜひ一読ください。
アーモンドミルク (ヴィーガン)
ソイミルク(豆乳)だけでなく、オーツミルク、アーモンドミルクなど、さまざまな植物性のミルクを日本でも増加中です。
スーパーでも多様な種類を購入できるほどに、普及している植物性ミルク。また、大手コーヒーチェーンのスターバックスでは、注文する際に植物性ミルクを選択できるようになっています。
豆乳が苦手でなかなか試すことができなかったという方でも、アーモンドミルクやオーツミルクなど色々な植物性ミルクが登場しているので、ぜひチャレンジしてみてください。
Oisix ヴィーガンミールキット (ヴィーガン)
Oisixが販売するヴィーガンミールキットは、「時々ヴィーガン」というコンセプトで、自宅でも簡単にヴィーガン料理を楽しめるキット。
ヴィーガンと言っても、どんな食材を食することができるのかはっきりせず、なかなか挑戦できないという方が多いのではないでしょうか?
ヴィーガンな食事の材料やレシピがわからない方でも、気軽に試せるヴィーガンミールキットは、おすすめです。
ビオマルシェ野菜 (オーガニック)
※https://biomarche.jp/を参照
オーガニックの野菜は、無農薬で土壌を傷つけず、人間のカラダにも優しいため、エシカルな食品と言えます。
ビオマルシェが取り扱う野菜は、有機JAS認証マークがついているため、不安なく購入できます。有機JAS認証マークとは、原則2年間、農薬や化学物質を使用しない畑で栽培された野菜だけに与えられるマークです。
オーガニックを基本とする暮らしで、心まで満たすことができる食生活をビオマルシェで始めてみませんか?
こだわりやお米(オーガニック)
※画像はイメージです
主食のお米も、有機栽培で育てることで、オーガニックにこだわりぬいたお米が登場しています。こだわりやは、お米の品種だけでなく、その製法にまで気を遣ったお米を提供しているECサイトです。
毎日食べるお米だから、カラダと環境へ優しいという点で選ぶことができるオーガニックのお米を試してみてはいかがでしょうか?
ピープルツリー / チョコレート(フェアトレード)
※https://www.peopletree.co.jp/choco/index.htmlを参照
チョコレートの原料となるカカオ豆の生産地は、アフリカなどの貧困地域に多くある傾向に。そこで、フェアトレードを通し、適正な価格で取り引きをすることが、社会に優しいエシカルな食品の消費です。
ピープルツリーは、乳化剤不使用でカカオバターのみを使用した、秋冬限定のチョコレートです。フェアトレードで、ボリビア北部の農家からカカオ豆を調達しています。
フェアトレード以外でもエシカルだといえるチョコレートはありますので、ぜひこちらの記事で見てみてください。
ウォームハーツ / フェアトレードコーヒー(フェアトレード)
※https://www.charity-coffee.jp/product/malawian-coffee/を参照
KALDIやスターバックスなど、全国に多くの店舗を持つお店でも、フェアトレードで仕入れたコーヒー豆を扱うお店は増えてきてます。
生産者の幸せまで考え、低賃金の問題を解決するフェアトレードのコーヒー豆はいくつかありますが、今回は、珍しいマラウイコーヒーのWARM HEARTSをご紹介。
価格の100%が生産地への寄付金となるアフリカ産のフェアトレードコーヒーを通じて、マラウイのこどもたちの給食が支援される仕組みです。
毎日飲むコーヒーを、フェアトレードの豆に変えるという気軽な社会貢献をしてみませんか?
Nue by totoya(プラスチックフリー)
※https://www.nuebytotoya.com/を参照
食品そのものだけでなく、食品を包む包装にも気を配ることができます。
例えば、過剰なプラスチックでの包装を避ける、ゼロウェイストショップというものが北欧を中心に注目を集めていました。
東京の国分寺に、国内初のゼロウェイストショップが誕生。nue by totoyaという、入れ物をもっていくことでゴミを出さずに買い物ができるお店がオープンしました。
ぜひ、Nue by totoyaを訪れて、ゼロウェイストなお買い物を体験してみてください
Kais Kitchen(フードロス削減・アップサイクル)
※http://kais-kitchen.shop/hirunobu/
通常、見た目が悪くて、販売できない魚は廃棄されてしまいます。いつも廃棄される魚は、漁師から雑魚と呼ばれ、市場には出回りません。
そんな雑魚と呼ばれる魚にこそ、スポットライトを当てた海鮮丼のご紹介です。Kais Kitchenさんは、魚のアップサイクルを行い、フードロスをなくす取り組みを行っています。
二宮を訪れた際は、「漁師こだわりの魚」と「流通しないけれど美味しくて面白い魚」の両方を使った海鮮丼を試してみることを、ぜひおすすめしたいです。
スナックミー(アップサイクル)
廃棄されるはずだったアーモンドを活用し、お菓子を生産した例。
さらに、スナックミーではおやつのパッケージを従来のプラスチック容器からトウモロコシ由来のでんぷんを主原料とする新容器へ切り替えています。
アップサイクルで廃棄物をなくし、プラスチックフリーにも貢献しているお菓子です。
それぞれの好みに合わせてお菓子を提案、お届けしてくれるので、毎回届くのが楽しみという声が多いサービスなため、おすすめいたします。
ここまでエシカル食品をご紹介しましたが、エシカルな食品をスーパーやコンビニであまり見かけないといった、悩みを持つ方が多いのではないでしょうか?
エシカル食品を購入できるサイト3選
エシカル食品をより気軽に購入するために、ネット上でまとめて見たり、実際に注文したりできるサイトを3つ厳選してご紹介します。
Good Good Mart
ヴィーガンの皆さん御用達、という声も聞こえるGood Good Martでは、エシカルのさまざまなテーマによって、絞って検索することが可能。
エシカルな食品も、豊富な種類があるため、色んな食品に挑戦できるサイトです。
Good Good Martの公式サイトはこちらへ。
Happy Quinoa
ハッピーキヌアのサイトでは、プラントベース体験ボックスを扱っており、まずはヴィーガンの食生活を試してみたいという方におすすめです。
調味料からレトルトカレー、カップ麺まで幅広い商品を購入することができます。
Happy Quinoaの公式サイトはこちらへ。
T’s レストラン
大豆ミートを使用したヴィーガンラーメンを堪能できる、T’sたんたん。そんなラーメンレストランが提供するWebサイトでは、vegan noodlesなどのカップ麺が販売されています。
T’sたんたん麺の定番メニューである、担々麺の生麺も購入することができるので、ぜひ試してみてください。
T’sレストランのオンラインサイトはこちらへ。
エシカル食品を購入できるお店
エシカル食品が気になるけど、ネット上で注文するのは不安で、まずはどのようなモノなのか試して見たい、という方向けに、エシカル食品を購入できるお店をご紹介します。
KALDI
実は、国際色豊かな食材や、珍しい商品を扱うカルディ(KALDI)には、さまざまなエシカル食品があるんです。例えば、フェアトレードのチョコレート、ヴィーガンチョコレートそしてフェアトレードのコーヒー豆などを取り扱っています。
ヴィーガンチョコレートは、従来の乳製品は一切使用していないチョコレート。代わりに、お米から抽出されるライスミルクを使用している珍しい商品です。
成城石井
成城石井には、大豆ミート使用のお弁当や植物性ミルク、ヴィーガンのスイーツなど、手軽に購入できるヴィーガンフードが豊富にあります。
エシカル食品の例としては、大豆ミートのベジタリアンカレーや、大豆ミートと塩昆布を使用した焼うどん、そして乳製品不使用でグルテンフリーのチョコレートなど。
ぜひ、成城石井を見かけた際は、エシカルな食品を探してみてください。
さらに、エシカル食品を購入することに加え、自宅ですぐにできるエシカルな食生活もあるため、そちらをご紹介します。
簡単にできる、エシカルな食生活
毎日の生活に気軽に取り入れることができるエシカルな食生活の共通点としてが挙げられることは、フードロスの削減や資源の無駄をなくすということ。
具体的にどのような取り組みができるのか、ひとつずつ見ていきましょう。
リボべジ
1度食べた大根の葉や、豆苗を育てることをリボべジと言います。リボべジは、リボーンベジタブル(野菜の復活)という言葉の略称で、簡単に自宅でできる野菜栽培として人気が高まってきているんです。
日本に、「もったいない」という考えが古くからあるように、いつもなら捨ててしまう野菜の先端を、育てて再活用してみることもエシカルな食生活の1つ。ぜひ試してみてください。
不揃いでも買おう
最近は、スーパーや小売店でも見られるようになってきましたが、お値段は安くなってしまう不揃い食品。
不揃いの食品を買う消費者が増えれば、どんな野菜や果物も生産者が廃棄することなく、皆さんの元まで届けることができます。
不揃いでも、市場に出回るようになれば、フードロスを減らせることに繋がりますので、見た目が悪いという理由でも、買ってみるということもエシカルなフードスタイルです。
廃棄される食べものを減らそう
フードロス(廃棄される食べもの)大国と呼ばれる日本で、食べ物を残さないようにすることが必要とされています。
バイキングなどでついつい取りすぎてしまったり、スーパーのセールで食材を買いすぎてしまったり、なんて経験ありませんか?
食材を購入する際や、お料理を取る際は、自分が消費できる量だけ慎重に選びましょう。また、賞味期限や保存方法にも気を遣うことで、日常で廃棄される食材を減らすことができます。
さいごに。毎日の食生活から、エシカルは実践できる。
今回は、チャレンジしやすいエシカル食品の例を10取り上げ、ご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
エシカルという概念には、色々な側面があるため、自分にあったエシカルの視点で食品を選んでみてください。
また、日々で実践できるエシカルな食を考えると、「そういえばもうすでにエシカルな食生活をしていた」なんて、気づきがあった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
エシカル食品を買うことだけがエシカルではなく、毎日少しずつエシカルを意識しながら食事を楽しむことで、社会への貢献へと繋がっていきます。
当記事の中で、皆さんが気になるエシカル食品を見つけることができたら、幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。





