午後の紅茶がリニューアル。レインフォレスト・アライアンス認証茶葉を使用

キリンビバレッジ株式会社が、2021日8月3日に「キリン 午後の紅茶」シリーズの「キリン午後の紅茶 ストレートティー」をレインフォレストアライアンス認証マークつきのパッケージに切り替えることを発表しました。
本記事では、具体的に何が変化するのか、そして切り替えの背景を紹介し、このアクションに対して私たち消費者は何を考えるべきかを提示いたします。
キリンビバレッジの大人気「キリン 午後の紅茶」シリーズの一部が認証つきに
今回の発表によれば、「キリン 午後の紅茶」シリーズにて、スリランカ産のレインフォレスト・アライアンス認証茶葉を使い、FSC認証紙を使用した「キリン午後の紅茶 ストレートティー」を順次販売するとのこと。
「午後の紅茶」は発売当初の1986年から35年にわたって、スリランカ産の紅茶葉を使用しており、今回の取り組みは、スリランカの農園における労働環境と生活環境、そして環境保全といった持続可能なサプライチェーンを構築する活動の一環だと言えるでしょう。
レインフォレスト・アライアンス認証とは?

レインフォレスト・アライアンス認証とは、農園の持続可能性を支える「環境」「社会」「経済」のすべてについて、より持続可能である基準を満たしたことを保証する国際認証です。
商品詳細

- 商品名 「キリン 午後の紅茶 ストレートティー」250ml LL スリム
- 発売地域 全国
- 発売日 2021 年 8 月 3 日(火)以降、順次切り替え
- 容量・容器 250ml LL スリム(紙パック)
- 価格(消費税抜き希望小売価格) 100 円
キリンが大切にする「健康」「環境」「地域社会・コミュ ニティ」

キリングループでは、CSVの考え方を大切にし、「健康」「環境」「地域社会・コミュ ニティ」の3つの軸で世の中に価値を生みながら事業展開していくことを大切にしています。
今回のスリランカ農園支援もその一環です。
また、キリングループでは、認証済み原材料の使用に留まらず、長期的な持続可能性を考えて、農園のレインフォレストアライアンス認定取得支援にも注力しています。
2013年から継続している支援ですが、2020年末時点で93の大農園、120の小農園で認証取得が完了。
それだけに留まらず、2025年末までに10,000の小農園に認証取得支援の開始を目指すと言います。
終わりに。生産の背景を知ろう!
今回は、「キリン 午後の紅茶」がレインフォレスト・アライアンス認証茶葉に切り替わることを紹介しました。
私たち消費者は生活をする上で、様々な商品から選択をすると思いますが、その商品の見た目、クオリティー以外にも、生産過程における環境や生産者への影響など、考慮することがあるのではないでしょうか。
レインフォレスト・アライアンス認証を取得している紅茶以外の商品には、バナナやコーヒー、カカオ、生花などが含まれます。
買い物をする際には、ぜひ認証マークがあるかどうかも参考にしてみてください。
それでは、最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。





