0円の服の交換会!サスティナブルにファッションを楽しむイベントご紹介

手元にあってもあまり着る機会がない、けれど捨てるのももったいない。
そのような洋服が、自宅に眠っていませんか?当記事では、洋服を無料で交換できる「服の交換会」をご紹介します。
日本国内では、約68%の人が衣類の処分方法で廃棄を選択。そのなかで、年間48万トンの衣類が焼却または埋め立てされているんです。(1)
服は、1着を長く楽しむことがサスティナブルにファッションを楽しむ1つのコツ。時間に余裕がある方は、ぜひご紹介するイベントに参加してみてください。
有楽町マルイにて開催。服の交換会とは?
服の交換会とは、ご自宅から洋服を持ち寄ると、1枚につき店内から1枚を持ち帰れるイベントです。
手元にはあるけれど、あまり着ない。だけれど、捨てるのはなんだかもったいない。そんな衣類をお持ちの方に、ぜひおすすめしたい交換会です。
今回は第3回目で、有楽町マルイにて開催予定。これまで、第1回目の開催で累計250名が来場し、1000着以上の服を回収した実績があります。さらに、第2回目では2倍の500名が来場しました(※無人開催のため回収衣類数は不明)。
服の交換会が参加料0円で楽しめるのは、めったにない機会だと思います。興味がある方は、イベントに参加し、お持ちの洋服の寿命を延ばしてあげてください。
「服の交換会」の詳細
株式会社ワンピースが主催のイベントで、有楽町マルイにて開催されます。開催イベントの詳細については、下記の通り。
開催期間 | 2022年 2月3日(木)~16日(水) |
開催場所 | 有楽町マルイ7F |
開催時間 | 午前11時~午後8時 |
回収条件 | 洗濯済みの洋服のみを回収 |
※回収点数は無制限
※靴やカバン・服飾雑貨は回収不可
解決すべき服の廃棄問題
出典:Yahooニュース
冒頭でもお伝えしましたが、日本国内では年間48万トンの衣料品が焼却または、埋め立てにて処分されているんです。これほどの量が捨てられる背景には、約68%の人が服の処分方法として「廃棄」を選択することが関係していると考えられます。
では、服を廃棄するのではなく、不要になった服や着られなくなった服は、途上国に寄付として送る仕組みを使えばいいのかと言うと、必ずしもそうではありません。
実は、ガーナを始めとするアフリカの国は、先進国からの古着を受け入れすぎて発生した大量の衣類ゴミに悩まされています。以前は、良質な古着の割合が大きかったのですが、ファストファッションが台頭するにつれ、クオリティの高い古着が減ったことが1つの原因です。
さらに、先進国からの古着を販売することが主流になると、現地産業の発展を妨げてしまうリスクもあります。
服の廃棄方法や、1着を着続ける期間など、1度考え直したいところですね。
さいごに。1着を長く楽しもう
今回は、0円で服を交換できるイベントについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
ご自身にとっては、将来着る予定のない服かもしれませんが、誰かにとってはその服が宝物にもなり得ます。ぜひ、お時間に余裕のある方は、イベントに参加して1着1着の寿命を長くしてみませんか?
当記事が、スローファッションやサスティナブルなファッションについて考えるきっかけとなれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
出典
(1)出典:出典:環境省 令和2年度 ファッションと環境に関する調査業務





