サスティナブルとは?SDGsとの関係と、7つの取り組みを紹介!

サスティナブル

サステナブル(Sustainable)とは、持続可能を意味する英単語であり、今非常に注目されている概念です。
 
この記事では、抽象的なサステナブルという概念を、 その重要性や、支えるためのアクションとともに解説いたします。
 
他のどの記事よりも、具体的にわかりやすく解説しておりますので、 最後まで読んで頂ければ幸いです。
 

サスティナブルとは?

先述のように、サスティナブルとは持続可能を意味します。
 
持続可能性を意味するサスティナビリティ( sustainability) や持続可能な開発を目指すSDGs(詳しくは後述)などの単語と同じ文脈で使われ、21世紀における最大の課題ともいわれています。
 
簡単に言えば、地球の資源を無駄にしなかったり、 貧困などによって取り残される人を作らずに、かつ経済的な成長も求めようという概念です。
 

なぜ今、サスティナビリティが重要か

ではなぜ今、サスティナビリティが重要なのでしょうか。サスティナビリティを考える際には経済・社会・環境の3つの側面から組織のパフォーマンスを測ることが重要で、この考え方をトリプルボトムライン(CRSの権威、ジョン・エルキントン氏が提唱)と言います。
 
経済・社会・環境の3つは、相互に依存し合っていて、どれが欠けてもサステナビリティは成り立ちません。ここでは、経済・社会・環境の3つの側面を深堀りして解説したいと思います。
 

環境問題:地球に住めなくなる

地球温暖化のイメージ
経済社会環境の中で最も重要なのは環境です。なぜなら、経済活動は社会活動の一部で、社会活動は私たちが住んでいる地球、すなわち環境がないと成り立たないからです。
 
しかし2020年の今、私たちは環境危機に直面しています。
 
2100年には4.8°上昇すると言われている地球温暖化。2050年には魚の量よりも多くなる海洋ゴミによる海洋汚染。人間による乱獲などが原因で、毎年4万種もの生物が絶滅し、急速に失われつつある生物多様性。
 
このまま行けば環境は壊れ、 地球は人間が住める場所ではなくなり、そうすればおのずと社会活動や経済活動も出来なくなってしまいます。
 

社会の持続可能性

ブルントランド報告書によれば、サステナビリティを阻む、最も大きな社会的要因は貧困だと言われています。
 
貧困が環境問題の主な原因であり、つまり貧困を緩和することが急務だということです。
 
また貧困がなくなれば、飢餓で苦しむこともなくなり、十分な教育も受けられるようになります。そうすることでより豊かな暮らしが出来るようになり、社会的にも持続可能になるのです。
 

経済の持続可能性

上述のように、環境的側面、社会的側面が揃って初めて経済的な成長ができるようになります。
 
つまり、自国の利益や自社の利益だけを考えていては、サスティナビリティは失われ、それが巡り巡って自国や自社の経済活動もダメにしてしまうのです。
 
このように、資本主義社会では経済成長ばかりに目が行きがちですが、その前提にある環境や社会にも配慮しなければ、サスティナブルではなく、一時的な利益で終わってしまいます。
 
それぞれは独立した問題ではなく、相互に作用しあって、サステナビリティを作っているのです。
 

そして生まれたSDGs

SDGsのイメージ
SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、 地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」こと目指す国際目標です。
 
SDGsは17のゴール・169のターゲットから構成されていて、2030年までに目標を達成することで持続可能な世界を目指しています。17のゴールは以下の通りです。
 

貧困をなくそう No poverty
飢餓をゼロに Zero hunger
すべての人に健康と福祉を Good health and well-being
質の高い教育をみんなに Quality education
ジェンダー平等を実現しよう Gender equality
安全な水とトイレを世界中に Clean water and sanitation
エネルギーをみんなに そしてクリーンに Affordable and clean energy
働きがいも経済成長も Decent work and economic growth
産業と技術革新の基盤をつくろう Industry, innovation, infrastructure
人や国の不平等をなくそう Reduced inequalities
住み続けられるまちづくりを Sustainable cities and communities
つくる責任 つかう責任 Responsible consumption, production
気候変動に具体的な対策を Climate action
海の豊かさを守ろう Life below water
陸の豊かさも守ろう Life on land
平和と公正をすべての人に Peace, justice and strong institutions
パートナーシップで目標を達成しよう Partnerships for the goals

 
SDGsの目標を分解すると、貧困や飢餓などの社会的側面、働きがいや技術革新などの経済的側面、そして気候変動や海・陸の豊かさを守るといった環境的側面に分けられます。
 
2030年までに達成すべき取り組みがSDGsですが、その中でもトリプルボトムラインの3つの側面が相互に関係していることがお分かりいただけるかと思います。
 

サスティナブルに生きるためのアイディア・アクションとは

ここまでサステナビリティに関して解説してきました。
 
その問題や国際的に達成するための取り組みはお分かりいただけたと思います。
 
このように目標がありますが、それは国や国連などの機関がただ、掲げていてもサステナビリティを本当の意味で達成することは難しいでしょう。私たち一般市民の活動も非常に重要になってきます。
 
ここでは、サステナビリティを達成するために、私たちも参画できる取り組みをご紹介したいと思います
 

フードロスを減らす

生産される1/3の食料が食べられずに廃棄されており、このことはフードロス問題として知られています。
 
フードロスはもったいないだけではなく、資源を有効に使っていないため、サステナビリティの観点から見ても大きな問題です。
 
日本ではフードロスの半分が家庭から出ていると言われており、 つまりフードロス問題は私たちが取るアクションによって改善されるものであるということです。
 
フードロスに関する詳細やを削減する取り組みに関しては、こちらの記事をご参照いただけると幸いです。
 

オーガニックの商品を選ぶ

オーガニックと言うと、健康に良いイメージが強いかもしれませんが、それだけではありません。
 
オーガニックは有機を意味する英単語であり、農薬を使わずに野菜などの食べ物や、コットンなどの作物を作る方法を意味します。オーガニックは、農薬が入っていないため健康に害がないだけではなく、地球や環境にとってもやさしい方法でサスティナビリティに大きく寄与するもの。
 
商品で迷った場合は、オーガニックのものを積極的に買うことも、私たちができるサスティナビリティに対する取り組みです。
 

フェアトレード製品を選ぶ

フェアトレードは、開発途上国などの生産者に適切な賃金を払うことを目指す貿易の取り組みです。
 
フェアトレードは貧困の解決に大きく寄与します。上述のように貧困の解決は社会問題解決、さらには環境問題の解決に寄与するため、非常に重要な取り組みです。
 
消費者としては、フェアトレードの商品を積極的に購入することで、サスティナビリティに貢献することができます。
 

サーキュラーエコノミーの考え方を理解する

サーキュラーエコノミーとは、従来廃棄されていた材料などを、循環して利用することで、 資源を無駄なく大切に使う取り組みのことです。
 
本来はゴミになるような物を新しい製品として生まれ変わらせたり、製品自体を長く使うことなどがサーキュラーエコノミーの代表的な例として挙げられます。
 

ゼロ・ウェイストを実践する

ゼロウェイストのイメージ
ゼロ・ウェイスト(zero waste)とは資源を無駄に使わないことで、 循環型社会を目指す概念です。
 
一人一人が家庭から参加することができる取り組みで、身近なところで言うと、レジ袋をもらわなかったり、いらないものをもらわないことがあげられます。

プラスチックフリーを生活に取り入れる

プラスチックはほとんどが使い捨てにされ、ゴミ問題の大きな原因の1つです。
 
そもそもプラスチックは石油からできており、資源を大量に消費していると同時に再利用が極めて難しく、循環型社会の発想から遠い存在です。
 
そんなプラスチックに代わるものを利用したり、そもそもプラスチックを使わないと言ったプラスチックフリーの考え方が今台頭しており、それはサーキュラーエコノミーを構成する大きな取り組みのひとつです。
 

アップサイクル製品を選ぶ

アップサイクルは、 素材を再利用するだけではな、 元の製品よりも価値が高いものに生まれ変える考え方です。
 
資源を再利用する考え方がベースにあり、サーキュラーエコノミーの核を担う取り組みの1つと言えます。
 
またアップサイクルはその物語や、 独創性、デザイン性に優れているものが多く、近年では多くのブランドがアップサイクルに取り組んでいます。アップサイクルに関してもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も読んでみてはいかがでしょうか。
 

地球を持続可能な場所にするために

この記事では、サスティナブルサスティナビリティに関して解説し、私たち1人ひとりが貢献できる取り組みに関しても紹介してきました。
 
SDGsのような国際目標に代表されるように、サステナビリティは今必要不可欠な考え方です。
 
私たちも、地球に住んでいる1人として、できることから取り組んでいきましょう。
 
それでは最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
 

               
ライター:Sohshi Yoshitaka
Ethical Choiceの事業責任者。2030年までに地球が持続可能になる土台を、ビジネスを通して作ることが現在のミッション。
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