スウェーデン発のPlogging。『ジョギング+ゴミ拾い』が今世界で大ブーム!

ゼロウェイスト

Plogging(プロギング)という言葉をご存知でしょうか。ジョギングしながらゴミ拾いをする、今世界でブームになりつつあるスウェーデン発のアクションです。
 
当記事では、Ploggingが何かを解説した後に、今世界のゴミ問題の現状を紹介します。
 
では、早速見ていきましょう。
 

Ploggingとは?

Ploggingとは、環境大国スウェーデンから始まった、新たなアクションです。
 
ジョギング(jogging)」とplocka upp(スウェーデン語で“拾う”。英語のPick Upと同じ)を組み合わせた造語で、今世界では注目度が上がっている活動の1つだと言えます。
 
Ploggingというと、なんだか難しく聞こえるかも知れませんが、要は、ジョギングをしながら、見つけたゴミを拾うというアクションです。
 

なぜPloggingが今人気なのか?

単なるゴミ拾いはハードルが高かったり、楽しみがないと感じる人が多いのが現実ではないでしょうか。
 
そんな中、ジョギングをメインにして、その中で環境や社会にいいことをするのを副次的なもの、ついでのものにしてしまえば、ハードルは下がりますし、何より楽しみながら取り組むことができます。
 

ロサンゼルスオリンピックの正式イベントになる?

アメリカの植物性飲料メーカーSilkは、近代でもっともサスティナブルなスポーツだとして、Ploggingをロサンゼルスオリンピックの正式イベントとして、認めてもらえるように、2万5千もの署名を集める活動を行っていました。
 
Bコーポレーションの1つでもあるSilkが、このような呼びかけを行ったのは、大きな反響を集めました。
 

Instagramでは14万もの投稿が

プロギングが、インスタグラムで大人気
Ploggingはゴミ拾いの成果が見えることから、写真共有アプリのInstagramと非常に相性がいいものです。それは数字にも現れていて、『#plogging』で検索してみると、2020年10月29日時点で、14万以上もの投稿があります。
 
おしゃれに手軽に楽しくゴミ拾いを楽しんでいることが写真からみて取れるのもPloggingの特徴の1つです。
 

世界のゴミ問題の現状

このような取り組みが注目されるのには、大きな問題とも無関係ではないでしょう。特に深刻なのが、海洋プラスチックゴミの問題です。
 
エレン・マッカーサー財団によれば、現状年間で800万トンものプラスチックゴミが海に投棄されており、このままのペースでいけば、2050年には、重要ベースで魚の量よりもゴミの量の方が上回るとのこと。
 
プラスチックが5mm以下になったものをマイクロプラスチックと呼びますが、マイクロプラスチックを飲み込む海の生き物が、年間10万匹以上犠牲になっているという現実があります。
 
また、人類にとっても無関係な話ではなく、マイクロプラスチックを吸収した生物が食物連鎖によって、人間が食べる魚にも蓄積され、人間も多くのマイクロプラスチックを摂取していることが最近の研究では判明しています。
 
その量なんと、毎週クレジットカード1枚分(5グラム)です。
 
このように、世界のゴミ問題を見渡した際に、もちろんPloggingが全てを解決するとは言いませんが、問題の認識を広めたり、危機意識を持つ人の数を増やすことに貢献する可能性がある、素晴らしいアクションだと言えます。
 

さいごに。

当記事では、Ploggingに関して説明してきましたが、いかがでしたか。
 
まとめると、Ploggingは、ジョギングとゴミ拾いを掛け合わせた、スウェーデン生まれの新しい取り組みで、世界中に人気になりつつあるアクションです。 

気軽な上に、楽しく社会貢献活動ができるので、皆さんも友人や家族と一緒に、Ploggingを試してみてはいかがでしょうか。
 

               
ライター:Sohshi Yoshitaka
Ethical Choiceの事業責任者。2030年までに地球が持続可能になる土台を、ビジネスを通して作ることが現在のミッション。
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